<お问い合わせ先>
広島大学东京オフィス
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Q:自分のケチさがいやで仕方ありません。人生、结局お金じゃないですか?
A:そうでしょうね。ケチはかっこ悪い。かの林真理子女史は大意、こんなこと言っています。「やった后悔は徐々に薄れていくが、やらなかった后悔は消えることはない」。ケチが原因の后悔は、后々までアナタを苦しめてしまうものです。
でもケチは治らない。なぜかというと、カネがないからです。あるいはカネに不安があるからです。これをなんとかするには、収入の不安をなくすことしかありません。カネはケチの特効薬なのです。当たり前か。
ワタシには若い顷、凄まじいレベルでおカネがなく、苦しい思いをしていた时期があります。いまも梦に出てきそうなトラウマになっています。
そのときに「衣食足りて礼节を知る」の本当の意味を知りました。人间は、一定程度の収入がないと、简単に品格を失ってしまいます。200円が惜しんだために、1000円にこだわったために、10000円がないために、できなかったこと、かっこ悪い姿を见せてしまったことは数知れずです。
长い人生において、おカネというか、一定程度の収入は大切です。残业代稼ぎでも副业でも転职でも宝くじでもFXでも、なんでもいいでしょうが、何とかすると少し、生き方が変わります。目安としては年収500万円。それ以上あったところで无駄遣いが増えるだけです。このハードルはそんなに高くない。がんばりましょう。
それが大前提ではあるのですが、今から振り返ると、おカネのない时代にした経験は、より强烈な、いい想い出となって残っているものです。
おカネがないからコンサートに行けません。でも日比谷の野音なら、音はタダで聴き放题です。忧歌団の最后の野外ライブも、絶顶期のRCサクセションのコンサートも、ワタシは日比谷公园のベンチで缶ビールを片手にタダで楽しみました。昔は土曜日の夜、いくつかの映画馆で5本立てオールナイト上映をやっていました。もちろん、弁当も饮み物も自分で作って持ち込みます。絶対に买わないと决めて入るのなら、百货店はひまつぶしと流行発见のパラダイスです
服や靴は吟味を重ねて、长く着られるモノを大切に扱っていました。当时使っていた鉄のフライパンは、いまだに台所で活跃していて、表面が锻え上げられた结果、おいしいオムレツができるようになりました。暑い夏の日は、山手线を何周もして本を読んだものです(当时は地下鉄に冷房が入っていませんでした)。ちょいと性能のいい自転车なら、大概のところには行けます。世界一じゃないかと思うほど高い家赁を除いたら、东京はクルマも不要で贫乏人にやさしいまちであることが分かります。
自分で豆を挽いて淹れたコーヒーなら、1杯20円以下です。緑の丸い看板の店がいかに暴利を贪っているのか、意识するようにしましょう。1食200円の予算で自炊すれば、质も量も十分です。本は図书馆にいけば週刊誌の最新号含めて何でも読めます。廃弃本のコーナーには、结构読みでのある本が积んであって何册持ち帰ってもかまいません。移动には高速バスと青春18きっぷを使い倒しましょう。
资格试験にチャレンジする场合も、学校に行くなんてまったくの无駄です。広大に合格できた程度の学习能力があれば、ほとんどの资格试験は独学で突破できます。音楽と映画が见放题になるアマゾンプライムの年间3900円だけはおごっておくことです。
がんばっていれば人生、どっかでなんとかなっていくものだと信じて、今を楽しく过ごしましょう。
无駄なカネを使わず、自らを磨く努力を惜しまなければ、そんなに远くないうちに人生は开けてきます。
たぶん。