骨肉腫を克服した広島県の高校生神田晴太朗さんが9月4日、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム 広島(マツダスタジアム)であった広島東洋カープ対読売ジャイアンツ戦の始球式に登板しました。右腕から投じられたボールがキャッチャーミットに収まるとにっこり。球速は時速109キロを計測し、「病気になっても治療を頑張れば、病気になる前の状態に戻ると伝えたい。人生で1回もないいい経験でした」と喜びをかみしめました。
小学3年で野球を始めた神田さん。左ひざに異変が起きたのは中学1年の時でした。病院で告げられた病名は骨肉腫。「野球どころか、明日も生きられるのかどうか」。手術や抗がん剤治療で約1年、広岛大学病院に入院しました。
进学した高校では「マネジャーでもいいから」と监督に声を掛けられ入部。ノッカーも务めるなどチームを支え、2年の春には靭帯の再建手术を受けました。体力强化に励み、今夏の大会から指名打者(顿贬)制が导入されたのを机に打撃に専念。最后の大会を终えて野球部は卒业し、この日の始球式を迎えました。
现在は定期的な検诊だけで、投薬も必要ないほど回復。小児科の看护师を目指して、入试の勉强に励んでいます。「病気と闘う子どもたちを支え、学校や社会に帰る手助けをしたい。生きていく力になりたい」と决意します。始球式を见守った主治医の今中雄介医师は「手术后の痛みも大きかったと思いますが、弱音を吐かず乗り越えました。顽张りのたまものです」と感慨深そうでした。

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