島田昌之教授と梅原崇助教のグループが開発した、簡便な雌雄産み分け法を応用したウシの人工授精法の研究に、米国の慈善団体ビル?アンド?メリンダ?ゲイツ財団から3年間で約270万米ドル(約 3億円)の助成を受け、実証試験などを進めることになりました。
インドにはベジタリアンが多く、牛乳やチーズなどの乳製品は贵重なタンパク源となっている一方、同国の人口の8割を占めるヒンズー教では牛は神圣な动物とされ、食用としないため、増えた雄牛が街中にあふれる状态が社会问题となっています。
安価で简便な产み分け技术を、インドの食料问题解决に向けて活用すべく、岛田教授らが国内で実証试験を行い、3年后にインドへの技术移転を目指しています。
【研究成果】簡便かつ安価な雌雄産み分け方法の開発に成功! ~哺乳類の X精子と Y 精子に機能差があることを初めて実証~