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2025年度地域の元気応援プロジェクト 採択プロジェクト

空き家解体からはじまるサーキュラーデザインの実装
- 佐木島における空き家の解体とアップサイクルを通じて新たな空間資源を生み出すモデルプロジェクト- (三年目申請:循環する建築の構築へ)

  • 一般社団法人The Red Dot School、先进理工系科学研究科 角倉 英明

本プロジェクトでは、佐木岛に存在する「解体を待つ木造空き家」を出発点にしたサーキュラーデザインの构想と社会実装を行います。広岛大学建筑学プログラム(角仓?石垣研究室)と协力しながら、空き家を丁寧に解体することで材料を取り出し、岛の未来に必要な空间资源を生み出すことを目指します。当事业の中で、これらの一连の流れを、ワークショップを开催しながらモデルプロジェクトとして実施します。本年度は、2件の家屋解体から得た古材を活用し、循环する建筑の构筑へ踏み出します。またこのプロセスに、参加学生のみならず、岛民の方々、岛の小学生、叁原や尾道の人々にも参画いただき、岛内外における関係性の构筑を目指します。

おしゃべり会でつなぐ地域ママの轮 2苍诲

  • 広島ママのわ?わ?わ(話?和?輪) 、大学院医系科学研究科 村上真理

本プロジェクトの目的は、昨今サポートがなく孤立しがちな子育て环境におかれ悩む母亲をエンパワメントし、自助力を高め、笑颜で地域での子育てを楽しむ人々を増やすことを目的とする。
そこで、本プロジェクトでは昨年度の活動成果を活かし、地域子育て支援活動として「おしゃべり会でつなぐ地域ママの轮 2苍诲」を企画?時ss校する。メンバーは地域子育て支援の専門家である開業助産師と本学学生と教員が協働する。活動場所は、参加者のアクセスが良い広島駅前の広島大学きてみんさいラボとする。開催回数は、採択通知後6回程度を予定している。
本プロジェクトの成果として、地域で子育てする多くの母亲をエンパワメントでき自助力を高め、笑颜で子育てを楽しめる地域の活性化が期待できる。また、本学の助产学生が参画することにより、地域子育て支援を担う専门职者の育成に寄与することを目指す。

住みたい街 しおまち -しおまちと東広島をつなぎ、持続可能な地域の元気応援方法を見出す-

  • しおまち商店街の輪、人间社会科学研究科 冨永 美穂子

尾道市瀬戸田町は近年、ホテル、饮食店などが进出し外国人や若年层の入込客等が増加しているが、町全体は高齢化しており、若年层、国内外の観光客を志向したシステム作りが课题となっている。これまで、地域特产物である瀬戸田レモンを核に一昨年度、昨年度ともにせとだレモン祭のイベント企画や商品开発に取り组み、瀬戸田と学生との関係性を强化してきた。その结果、学生たちが开発したしましまレモンケーキや恋バウム(バウムクーヘン)の製造?贩売方法や子どもたちを対象とした体験教室开催のためのノウハウを取得できてきた。本年度が本プロジェクトの最终年度となるため、来年度以降も持続可能であり続けるために学生たちのスムーズなバトンタッチを含め、瀬戸田と东広岛で行う内容を吟味検讨する。

宫岛の観光空间の持続可能性を図る:生活?伝统文化の展示?体験と学生活动に着目して

  • 宮島中江町活性化協議会、人间社会科学研究科 フンク?カロリン

宫岛は年间400万人以上の観光客が访れる、広岛県かつ全国代表的な観光地である一方で、観光の空间?时期的不均、人口减少、伝统行事の维持困难など地域固有の课题を抱えている。去年のプロジェクトでは、重要伝统的建造物群という活用の余地がある资源と、多様な地域行事?伝统文化が依然として地域に根付いていることが确认された。また、学生の参画によって伝统文化の维持や新たなイベントの创出が见られるなど、地域との协働の可能性が示唆された。しかしながら、こうした活动を継続的に支える仕组みが依然として不十分であることが课题として浮かび上がった。そこで本継続プロジェクトは、宫岛の地域资源を活かしつつ、学生活动をサポートする持続的な仕组みづくりの可能性について考察することを目的にしている。伝统文化の継承に関する様々な大学の学生活动について调査すると同时に、宫岛の伝统文化を绍介するガイドツアーを実施することで、仕组みづくりの可能性と课题を抽出する。宫岛における伝统文化の発信と継承、そして、観光行动の多様化と分散に资することが期待できる。

戦后広岛の都市文化を物语る基町アパートの地下仓库にある地域资源とその记忆をもとに展覧会の企画をし、记忆の终焉や忘却を「文化の死」ではなく「変容の契机」として捉える枠组みを提示する

  • 6コア自治会、先进理工系科学研究科 角倉英明

川沿いの不法住宅と老朽化した復兴木造住宅の建て替えのために建てられた市営基町高层アパートは、戦后広岛の歩みを象徴する建筑物として知られています。合计17の自治会で构成されており、私たち第6コア自治会は、高齢者が50%以上を占め、8つの国の住民が暮らす多世代かつ多国籍なコミュニティです。しかしながら、他高齢者の増加や国や世代ごとに情报の入手に格差などが原因で、お祭りやイベントの企画が困难となり、多くの行事が终了しています。そして、过去のイベントで使用された自治会の备品や、家庭で使用されなくなった家具、电化製品、食器、本などが活用されないまま地下仓库に溜まっています。しかし、この地下仓库を地域の歴史や生活を物语る郷土资料馆と位置づけ、未活性な空间となっているこの地下仓库とその中の膨大な戦后広岛の都市文化を物语る资料を、どのように活用し、整理するか、地域全体でその取り组みを考えるためのワークショップを1年目は実施しました。2年目となる今年度は、昨年度から整理している地下资源を「记忆の痕跡」ととらえ、それを展示する展覧会の企画?开催やアーカイブスの构筑などを通して、文化を前向きにとらえる持続可能な文化的态度を育む环境を整えていくことを目指します。

大学?学校?地域が连携したミコシギクの保全と地域の活性化

  • 福富のミコシギクを守る会、総合博物館 清水 則雄

ミコシギクは、日当たりの良い湿地に生える多年草の絶灭危惧种です。全国的に希少で现存する府県としては、爱知、冈山、広岛のみが挙げられます。広岛県の数少ない生育地は消灭もしくは危机的状态であり、福富町の自生地は极めて重要な场所です。しかし近年、シカの食害などの影响により、ミコシギクの自生范囲が急速に缩小している状态にあります。
 本プロジェクトでは、獣害により危机的な状况に陥っている本种の生育环境の回復と持続可能な保全活动の构筑を目指して、専门机関である大学と自生地に隣接する福富小中学校、地域が连携?协働して、野外调査や环境整备活动、教育普及活动を実施し、その保全と活用(ツアー化や商品开発)から地域の活性化を目指すものです。

地域资源に恵まれた仓桥岛における音楽の力による新たな地域魅力づくり
---- 地域イノベーションに挑戦 !!   音楽の力で地域がどう変えられるか ----

  • 倉橋交流拠点構想推進協議会、人间社会科学研究科 大野内 愛

仓桥岛にある产业遗跡の採石场跡地で広大学生と教员によるオペラや地域住民などによるオーケストラ公演や郷土芸能等を発表する音楽祭を开催する。一昨年度からの継続的活动に加え、今年度は地域の子どもと住民と広大関係者など多世代?地域内外の人达が连携し、协働的に音楽祭を実施する。
このことにより仓桥岛の歴史と文化の魅力を新たな形で地域外へ発信することで地域振兴につなげる。

ミツマタの纸すきじゃけえ

  • 資源を守る会、人间社会科学研究科 伊藤 奈保子

「広岛県安芸高田市のミツマタの植林?和纸の復活+新しい工芸作品の制作→中山间地域の再生」をコンセプトにおく。地元の「资源を守る会」と広岛大学伊藤研究室の学生が中心となり、広岛の职人や地域の専门家が协力し、ミツマタの植林と和纸の復兴、そして新しい工芸品の制作を目指す。
安芸高田市甲田町は、ミツマタが自生する环境适地であり、古くから和纸产业が展开された地域である。しかし令和の现在は、鑑赏の花として観光に位置づけられている。「资源を守る会」は2019年に発足しミツマタの植林を徐々に行い、またそれらを和纸として加工するまで関连机関と绵密に準备をすすめてきた。そこで以前のように和纸生产を復活させるために、今回このプロジェクトにより、和纸产地の工房を访问して的确な情报を収集し、地域の専门家のもと现代に即した新しい工芸品制作を生み出したいと考えている。伊藤研究室では既に広岛県伝统工芸品のうち叁原だるま?宫岛细工?宫岛焼で製品化と贩売を成功させていることから期待が持てる。

「音戸の瀬戸」周辺地区の街路デザインビジョン作成
-歴史を感じる街なみづくりの実践-

  • 音戸町魅力化推進協議会、先进理工系科学研究科 田中 貴宏

「音戸の瀬戸」は、古くより、交通の要所であったため、歴史的な街なみが広がる。しかし、近年では人口减少?高齢化の影响で、空き家や空き地も増え、街の魅力が失われつつある。一方で、近年、このような歴史的街なみの再评価が进みつつあり、リノベーション建物を活用したカフェやゲストハウスなどが整备され、観光客や移住者もやや増加倾向にある。そのような中、提案者は「音戸の瀬戸」周辺地区を対象に、音戸の魅力発信の取り组みを行ってきた。また、広岛大学都市?建筑计画学研究室は、対象地内の渡船乗船场跡地の建筑デザインを行ってきた。本プロジェクトでは、これらの成果を受け、昨年度までに街路デザインビジョンの作成を行った。本年度は、社会実験として、地域と学生の协働により、その一部である広场のデザインと整备を行うことを目的とする。

広岛都心部におけるウォーカブル空间デザイン
-デザイン提案と社会実験-

  • 広島都心会議、先进理工系科学研究科 田中 貴宏

広岛都心部は、人々が集まる场、そして地域の経済の中心地としての役割が求められており、その実现のための方策のひとつとしてウォーカブル空间创出が必要と考えられている。そこで、本プロジェクトでは、広岛都心部のまちづくりの调整?支援を行っている広岛都心会议と、広岛大学(都市?建筑计画学研究室)が协働で、まずワークショップを通して「広岛都心部のウォーカブルとは何か?」の明确化を行い、それに基づき、ウォーカブル空间デザインの案を作成する。その后、エリアのポテンシャル分析、社会実験を行い、ウォーカブル空间デザインによる効果(賑わい、人々の流れ、行动の変化)を明らかにする。そして最终的には、それらの成果をもとに、広岛都心部におけるウォーカブルな空间の创出に向けたガイドライン(案)を作成する。

国産ライム産地形成による瀬戸内の小さな島々の活性化  
~ 一绪に、瀬戸内?広岛の「緑の『玉』」を「緑の「『宝』」に育てあげ、美食の日本をびっくりさせましょう! ~

  • 中国ターミナルサービス株式会社「瀬戸内ライム研究所」、统合生命科学研究科 細野 賢治

当研究所が提案するプロジェクトは「瀬戸内产ライムを通じて地域活性化と新たな产业创出を目指す」取り组みです。広岛大学との连携により、栽培、商品开発、研究と実践の両面からアプローチを行い、地域の特产物开発と地域経済贡献やブランド强化を図ることを目的としています。瀬戸内ライムを広岛の新特产物として育成し、日本の美食界に衝撃を与えることが目标です。

くらす×つながる!贬颈谤辞蝉丑颈尘补「街」プロジェクト惫辞濒.1~若者と未来をつなぐ定住?交流の仕组みづくり~

  • くらす×つながるプロジェクトチーム(株式会社良和ハウス)、人间社会科学研究科 櫻井 里穂

広岛県における课题(人口流出、少子高齢化による空き家问题など)の解决法を、留学生を含めた学生や地域の人と话し合い、その活动と解决案を発信していく。
また、実际にある土地の活用法や、広岛に定住したくなる「街」を创ってみるという体験を通し、自分たちが街づくりを行っていく意识を持てるようにする。さらに、大学や学生、地域住民との交流を通して、その地域の魅力を再确认するとともに、若者にとっての「暮らしたい?働きたい?関わり続けたいまち」を知り、地域の価値を一绪に再构筑していくことを目的とし、活动する。
本プロジェクトは、学生の社会贡献を促す侧面も持たせる。特に、1年目は本プロジェクトの课题発掘とその共有を行う。


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