平成29年11月8日(水) 、第44回コンソーシアム人材セミナー「前田特許事務所 弁理士長谷川 雅典 氏、山田 朋範 氏による講演」を開催しました。(参加者34名)。
概要
セミナーは「研究者のための知财业界入门-研究者を离れて研究にかかわる生き方」と题して行なわれました。
始めに、长谷川氏より弁理士と特许事务所の仕事内容及び现状などについてお话していただきました。また、前田特许事务所の沿革及び业务分野についても简単に绍介されました。前田特许事务所は、大阪、东京、広岛の3ヶ所のオフィスを拠点に、出愿?审判?鑑定および诉讼等を通じて、あらゆる知财业务に40年にわたり携わってきた国际特许事务所です。
次に、前田特许事务所が取り扱った具体的事例を通して、特许出愿の仕方及び流れについて详しく説明していただきました。なお、弁理士として仕事をするために求められるスキルや、弁理士の実态についてうかがいました。
最后に、山田氏より自身の経験を踏まえ、弁理士试験に合格するためにはどのような学习が必要かという点について绍介していただきました。
参加した学生から参加者の感想(一部)
- 今まで弁理士の仕事について聴くことが殆ど無かったが、弁理士資格のことや具体的な仕事内容を教えて頂き、どのような仕事か理解することができた。特許案件毎に仕事は異なり、常に新しいことができて興味深く感じたが、依頼内容に関する専門知識が乏しい場合は理解が難しいのではないかとも感じた。またお客様相手の仕事であるのでコミュニケーション力も必要だと感じた。研究職に就くのではなく、研究に係わることのできるとても興味ある分野の仕事であると考える。(理学研究科 男性)
- 普段は目にすることの無い特許依頼書類や実際の出願内容を具体的に取り上げ話して頂いたので、自分が今後研究者として働く上で、特許取得を意識した開発にも役立てると感じた。 (理学研究科 男性)
- 弁理士の仕事内容が分かり易かった。特許について、弁理士がどのような考えを持って取り扱っているのか理解でき、また弁理士資格試験の難しさにも触れることもできた。将来、特許出願する場合、何を重視すべきか指針なるものも学べた。(理学研究科 男性)

セミナーの1コマ