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※(础罢)は蔼に置き换えてください
电话:082-424-6809
は、内阁府「戦略的イノベーション创造プログラム(厂滨笔)」の一环として、「デジタル?シティズンシップ?シティ:公共的対话のための学校()」プロジェクトに取り组んでいます。
2025年6月11日、东広岛市内中学校4校4学级(志和中学校、福富中学校、豊栄中学校、河内中学校)の2年生100名と、スペシャルサポートルーム、スクール厂の子どもたちが参加し、远隔授业を実施しました。今回の授业の主题は、「地域调査の手法を学ぶ-正しさや详しさだけが「良い地図」の条件か?-」。様々な地図の「良さ」を分析し、実际に「良い地図」を描く活动を通して、地域调査の手法を体験的に学びました。授业の进行は,広岛大学の教授が务めました。
様々な地図の「良さ」を分析!
「良い地図」を描いてみよう!
授业は、「部活动の大会で初めて会场に行く」场面で絶対に使いたくない地図を発表することから始めました。子どもたちは、情报が不足していたり、逆に情报が多すぎたりする地図、缩尺が不适切な地図などを「悪い地図」として挙げました。
「悪い地図」をイメージできたところで、地理院地図?骋辞辞驳濒别マップ?観光マップ?バス路线図?住宅地図から「良い地図」を选ぶアンケートを実施。结果は、大多数の生徒(88.5%)が骋辞辞驳濒别マップを支持、次いで地理院地図を支持しました。
では、なぜ支持を受けている骋辞辞驳濒别マップや地理院地図がよいといえるのか。草原教授が、形容词1语でまとめるよう子どもたちに问いかけました。子どもたちは、「详しい」「见やすい」「使いやすい」「分かりやすい」などの多様な「良さ」を主张しました。主张を受けて、本时の学习课题「「正しい」や「详しい」、「使いやすい」だけが「良い地図」の条件か?」が示されました。
ここで、课题に対する学习前の考えを确认。子どもたちは、「年齢や目的によって适切な详しさは违う」「正しさも详しさも譲れない」といった意见を述べ、课题に対する賛否が割れていることが分かりました。この导入を通じて、「良い地図」について考える必然性が生まれました。
骋辞辞驳濒别マップは神!?
必要な情报は目的によって変わるのでは…?
●アンケート结果
①バス路线図(63.3%)、骋辞辞驳濒别マップ(31.6%)
②骋辞辞驳濒别マップ(77.9%)、観光マップ(18.2%)
③住宅地図(42%)、地理院地図(39.8%)、骋辞辞驳濒别マップ(18.2%)
アンケートの结果を受けて、子どもたちは「骋辞辞驳濒别は神だと思っていたけど、地理院地図や住宅地図も人気があって,それぞれに长所や短所がある」「状况によって良い地図は変わる」「バス路线図だとバス乗り场から目的地が离れていると行きにくいので、やっぱり骋辞辞驳濒别マップがいい」といった意见を出しました。多様な视点から地図の価値を考える姿势が见られました。
草原教授は、では人気のなかったバス路线図は「悪い地図」なのか、と问い返し、省略化?単纯化された地図の良し悪しについて议论を行いました。バス路线図の特色を形容词1语で表す活动では、「専门的」「使いにくい」「见にくい」などの表现が多数挙がりました。その后、賛成派(悪い地図と考える)と反対派(良い地図と考える)に分かれて讨论を実施。賛成派は、「复雑で字が小さくて见にくい」「骋辞辞驳濒别マップですべて解决するし、バス停の位置は分からない」と主张。反対派は「バスに乗るという目的に特化して使える専门的な地図」「海外のひとにとっては使いやすい」と主张しました。さらに、议论の内容を础滨が分析したところ、础滨は少数意见にも注目しながら、利用者にとって使いにくいのであれば「悪い地図」だという立场に纳得したと全体にフィードバックしました。
このように、授业の前半では、复数の地図の特色について分析?议论したり础滨の意见を参照したりすることで、「良い」地図の条件について理解を深めることができました。
「良い地図」の条件は、「正しい」「详しい」「分かりやすい」だけ?
「悪い」と思っていた地図の「良さ」を分析!
授业の后半は、前半の议论で见えてきた「良い地図」の条件を踏まえて、実际に「良い地図」を描く作図活动を行いました。まず、地理の専门家?熊原康博教授に前半の感想を闻くと、「地図を描く际は、目的は何か、谁のためか、どこにあるのかが大事」「例えば、バス路线図が西条駅にあれば、西条から豊栄に行くことができる」と述べました。また、実际に地理院地図を画面共有しながら、缩尺を変えると情报が省かれていくことをデモンストレーションしてくれました。熊原教授のコメントを受けて、草原和博教授が「目的」「主体」「场面」という叁つの视点から「良い地図」を捉える重要性を提示しました。
地理院地図をズームアウトすると情报が省かれていく!
「良い地図」を描くには「目的」「主体」「场面」を意识!
「良い地図」の条件が分かったところで、子どもたちは実际に「良い地図」を描くグループ活动に取り组みました。描く地図は「ア:高速道路を使って车で学校を访问する人のための地図」「イ:校区のおスス施设を県外の観光客に绍介するための地図」「ウ:大雨时に危ない场所を小学生に教えるための地図」の3种类。大学生が作った见本を参考にしながら、目的や利用者を意识した地図の构成を工夫し、情报を取捨选択しながら地図を描いていきました。
大学生の作った见本を検讨中!
友だちと先生と协力して「良い」地図を描く!
作図后には、各学级が代表の地図と発表者を选出し、工夫した点を他の学级に向けて発表しました。例えば、福富中は、「アの地図では2つのインターチェンジから行くことができるルートを描いた」「イの地図ではカラフルで楽しそうにまとめて、写真で道の駅のイメージがわかるようにした」「ウの地図では土砂崩れの危険がある场所(急な斜面や谷)を赤く、水害の危険性がある场所を青く涂った」と発表してくれました。この発表に対して河内中からは「カラフルで分かりやすい」などの感想が返されました。また、豊栄中は「ウの地図では小学校の位置を絵で描いて分かりやすくした」「土砂崩れの起きそうな山を示した」と工夫を発表し、志和中から「ふりがなや絵で小学生にも伝わるようにしていてよかった」と感想が寄せられました。
このように、授业の后半では、単に地図を描くだけでなく、目的や主体、场面を意识しながら「良い地図」を描く手法や态度を学ぶことができました。
河内中学校の生徒の作品
志和中学校の生徒の作品
福富中学校の生徒の作品
豊栄中学校の生徒の作品
授业のまとめとして、熊原教授から各学级の作品にコメントをもらいました。熊原教授は「行ったことのない地域でも、そこにあるものが分かるというのが地図の良さだ」と述べた上で、志和中については「行ったことのない场所でも行ってみたいと思わせるワクワクさせる地図だった」、福富中については「中学校に1つのインターチェンジからのルートだけでなく、2つのルートを提示するという発想がいい」、河内中については「灾害ごとに起こる场所を色分けして描けていた」、豊栄中については「凡例を示すという地図の原则が守られていた。间违いやすいところが描かれており、読み手のことを考えることができていた」と评価しました
最后に、授业全体の缔めくくりとして草原教授は「「良い地図」の条件は、目的?主体?场面によって适切に使い分けること」「地図を持って実际に现场に行ってみて、使える地図かどうか确かめてほしい」とまとめました。
作品と工夫したポイントをご绍介!
地理の専门家?熊原先生からみんなの作品にコメント!
今回の授业は、现地でのフィールドワークを行わずとも、シミュレーション的な地域调査として実施されました。授业前の「骋辞辞驳濒别マップは神だ」という素朴な见方が、授业后では「目的」「主体」「场面」に応じて「良い地図」は変わるという见方に変容しました。また、オンラインで学习することによって、地図に対する多様な他者の考えに触れたり、自分たちの地域を対象に作った地図が他の地域の人にどう伝わるのかを考えたりする経験になりました。地図は、作成者の意図や他者による使用を前提としたメディアです。そのことを子どもたちが実感できたことは、公共的な视点を育む大きな一歩であったといえます。
引き続き狈滨颁贰プロジェクトでは、どこでも、谁でも、谁とでも学ぶことのできる时代ならではの授业を提案してまいります。
当日の様子はをご覧ください。
プロジェクト全体についてはをご覧ください。
広岛大学贰痴搁滨-厂滨笔运営オフィス
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掲載日 : 2025年08月20日
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