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【広域交流型オンライン学习】【2025.4.23】「外国の言叶が上手とは?―话し上手?闻き上手ってどんな人?―」をテーマとする远隔授业を実施しました

は、内阁府「戦略的イノベーション创造プログラム(厂滨笔)」の一环として、「デジタル?シティズンシップ?シティ:公共的対话のための学校()」プロジェクトに取り组んでいます。

概要

 2025年6月4日、东広岛市内小学校2校8学级(原小学校、龙王小学校)の3~5年生224名と、広岛市立基町小学校の4年生1学级17名、鹿児岛市立桜峰小学校の5~6年生2学级11名、スペシャルサポートルーム、フレンドスペース、スクール厂の子どもたちが参加し、「多文化共生」をテーマとする远隔授业を実施しました。
 授业の主题は「外国の言叶が上手とは?―话し上手?闻き上手ってどんな人?―」。多様な言语文化的背景をもつ人々とのコミュニケーションの在り方について考察しました。参加校には外国语を话す児童が在籍しており、特に基町小学校はその割合が高く、日常的に多文化环境が形成されている点に特色があります。进行は広岛大学の准教授と教授が务めました。

授業を進行する南浦凉介准教授と草原和博教授

基町小学校の子どもたち

导入:外国の言叶を话すのは谁しも不安????

 授業冒頭では、子どもたちが外国語に対してどのような経験や印象をもっているのかを確かめるため、事前アンケート結果を共有しました。「日本语?英語以外を話せる」と回答した児童はすべての学校におり、特に基町小ではその割合が高いことがわかりました。
 次に、大人が話せる言語と自信の程度について担任教師にインタビューを行いました。桜峰小の先生は、英語?韓国語が◎、中国語が△と答えました。龍王小の先生は、英語が△と答えました。ALTラナさんは、英語とタガログ語とスペイン語と日本语が話せるけど、日本语は苦手、とくに「自分にとって外国語の日本语を話すのは苦手」と言い、「相手に失礼にならないかと緊張する」と述べました。大人でも外国語を話すことには不安を感じることが明らかになりました。
 この流れを受け、児童にも「英语を话す自信があるか」のアンケートを実施。「自信がある」70%、「あまり自信がない」30%という结果から、子どもも外国语を话すときに不安を感じる倾向があることがわかりました。ここで、授业のめあて「外国语が『上手』な人ってどんな人だろう?」が提示されました。

担任の先生が话せる外国の言叶は…

ALTのラナさんの日本语を話す経験に耳を傾ける

展开1:外国の言叶が话し上手な人ってどんな人?

&苍产蝉辫; 授业の前半では、外国の言叶が「上手」な人について、话す侧の视点から考えました。题材は新干线の英语アナウンスの2种类の音声(①流畅な自动音声、②たどたどしいが自分の声で话す车掌)です。児童の选好は、①が62.2%,②が37.8%でした。理由を寻ねると、①を支持する児童は「闻き取りやすいから」、②を支持する児童は「乗客に合わせて话していて亲切だから」と述べました。このように、子どもたちのなかでは、上手について意见が割れているようでした。
 ここで、南浦凉介准教授は、車掌さんが自分の声で話すようになったのは最近のこと。スラスラで聞きやすい自動音声があるならそれでもいいはずなのに、なぜ車掌さんは(それほど流暢ではない)自分の声で話すのだろう?と問いかけました。子どもの議論をAIに分析させると、「緊急時に自分で判断して対応できるから」「乗客に伝えたいという気持ちがあるから」といった意見が出ていました。
 こうしたやりとりを通じて、授业の前半では、话し手の上手さは、「流畅さ」だけでなく、「柔软さ」や「気持ちを伝える姿势」にもあることに気づくことができました。

新干线の英语放送を闻いてみましょう!

车掌さんの声はすらすらではないなあ

録音した外国の人のすらすら声惫蝉车掌さんのたどたどしい声

投票で自分たちの意见を発信!

展开2:外国の言叶が闻き上手な人ってどんな人?

 授業の後半は、外国語が「上手」な人について、聞く側の視点から考えました。登場したのは、フィリピン生まれで基町小に昨年転校してきたばかりのAさん。彼が校内放送に取り組む様子を手掛かりに、「外国の言葉が上手な人」について考察しました。まず、「自分がAさんだったらどう感じるか」を予想しました。原小と桜峰小の児童は「緊張する」「話せないかもしれない」との声が寄せられました。実際のインタビュー映像で、Aさんは「日本语で放送できて嬉しい」「話すときの気持ちはふつう」と語っていました。
 次に、础さんの放送を、教室の子どもたちはどのような気持ちで闻いているかを予想しました。児童らは、「失败しても大丈夫って応援していると思う」「応援しているし、心配もしている」と答えました。実际に基町小の児童にインタビューしてみると、「もうすぐ下校时间だな、気づかせてくれてありがとう」「上手になってきたなあ」と思いながら闻いていると述べ、基町小においては「当たり前」の光景であることが见えてきました。
 ここで、なぜ础さんにとって校内放送することは「普通」で「うれしい」ことで、闻く人にとってもそれが「当たり前」になっているのかを、基町小の校长先生に寻ねました。校长先生は、「基町小に通う子どもたちは半分以上の外国から来たお友だち」で「いろいろな委员会の仕事を外国から来た友だちと分け隔てなくやっている」「放送も友だちと一绪に练习したり応援したりしているので、础君も紧张せずに放送できているのだと思う」と述べました。このようの基町小では、外国から来た子どもの放送を闻くことも、日常の风景になっていることが分かりました。
 こうした展开を通して、授业の后半では、闻き手の応援する姿势や多様性を是とする学校文化も大切であることが明らかになりました。

外国から来たばかりの放送委员さんの放送、どう思っている?

なぜ础さんにとって放送することは「うれしい」「普通」なの?

终结:外国の言叶が「上手」な人ってどんな人だろう?

 授业のまとめとして,子どもたちは,「外国の言叶が「上手」な人とは○○○な人である」という文章を考え,発表しました。参加学级から示された文章は,以下の通りです。

●外国の言叶が「上手」な人とは○○○な人である】
【话す侧の视点】
?たどたどしくても顽张っている人
?恐れずしゃべることができる人
?相手と会话のキャッチボールをするために伝えようとする人
?みんなと仲良くできる人
【闻く侧の视点】
?顽张ってねと応援できる人
?闻く人の気持ちを考える人
【话す?闻く両方,その他】
?たくさん练习や努力をしている人
?思いやりを持っている人
?自分の仕事を全うできる人
?天才な人 など

 最後に,南浦凉介准教授は「(この授業のように)マイクを持って画面の向こうの人に話しかける時はドキドキするね。しかし,話すときは自分の気持ちを一所懸命伝えようとするし,聞くときは相手が話し出すのをジッと黙って待っていたりする。こういう態度が上手な人かもしれない」と述べました。また,草原和博教授は「聞き手は粘り強く相手に耳を傾け,話し手は相手を思って話しかける姿勢が大事」とまとめました。本授業を通して,基町小学校のような環境をつくり出すことの意義についても考えることができました。
 

外国の言叶が「上手」な人ってどんな人かな?

「外国の言叶が「上手」な人」を発表!

学びの意义と今后への展望

 本授业実践では、「外国の言叶が「上手」な人ってどんな人?」という问いを通じて、子どもたちが言语的文化的な多様性について主体的に考えるきっかけとなりました。特に印象的だったのは、东広岛市や鹿児岛市の児童が「(放送で)紧张しているだろう」と想像した础さんが、「嬉しい」と语った场面です。学校文化の违いが子どもたちの认识に鲜やかなコントラストをもたらしました。さらに児童らは、外国语の「上手さ」を「正确さ」や「流畅さ」という视点だけでなく、「思いやり」や「寛容さ」といった视点からも捉えることができました。これは、本授业が多文化共生社会をつくる担い手としての姿势を育む场になったことの証です。引き続き、本プロジェクトでは,他者と共に生きる力を育む公教育をデザインしていきます。

当日の様子はをご覧ください。
プロジェクト全体についてはをご覧ください。

【问い合わせ先】

広岛大学贰痴搁滨-厂滨笔运営オフィス

贰尘补颈濒:蝉颈辫蝉迟补蹿蹿-别惫谤颈(础罢)尘濒.丑颈谤辞蝉丑颈尘补-耻.补肠.箩辫
※(础罢)は蔼に置き换えてください

电话:082-424-6809


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